
ヘンプは、中国で最初に培われた原料の一つとして、一万年にわたり栽培され、使用されてきました。古代より我々の祖先はロープ、魚網や日常の衣類にヘンプを使用してきました。今日ヘンプは世界各国の皇族が繊維素材として指定し、また五つ星ホテルなどの高級施設で広く使用され、世界各地にその優雅さと権威を示しております。
マリファナ、ハシーシ、カンナビスと言われるヘンプ(大麻)麻薬と異なり、ここで言うヘンプとは、THC(人々を興奮させる化合物)の含有率が0.3%以下で、まったく毒性がなく、産業用に使用されることより、【産業用ヘンプ】と称されております。
ヘンプ繊維は元々細番手に紡がれ、柔らかくて繊細で、編立したりや製織することにより、さらに豪奢な生地にできあがります。ヘンプ生地は快適さ、吸収性、耐静電気性といった綿がもつ特性の全てを保有しております。さらにいうならば、繊維の強力性、柔軟性、UVカット性、耐熱性、抗菌性・制菌性などの面でも、ヘンプは、綿より優れた特性をもっております。ヘンプは、その色々な強力な機能性をもった生地や製品に作られ、常にファッションを追い求める多くの人々を魅了していくことでしょう。

ヘンプ栽培は、今まである種の偏見もあり、長年にわたって多くの国々で禁止されてきましたが、最近では、世界中でこの禁止政策は徐々に解除されつつある。中国では、ヘンプ栽培はずっと認められております。
ヘンプは自然環境に優しい作物として認められており、その栽培において、農薬や除草剤、化学肥料を使う必要がありません。したがって、ヘンプは、過去に化学薬品が使われたことがなく、全く環境汚染がない畑で栽培されることになります。ヘンプ繊維がもつ多様な機能性と相まって、最高級の環境対応テキスタイル素材とみなされるようになってきています。
ヤンガーでは、2004年よりヘンププロジェクトを立ち上げ、エコ製品としての高品質化とファッショントレンド対応化を目指して、ヘンプ製品の研究開発を進めてまいりました。2007年末までに、中国政府からの正式な認可を受けて、雲南省に3000ヘクタールのヘンプ畑を作りました。そして、2008年中頃には、ヘンプ繊維生産のための新設備(毎年2000トンの靱皮繊維を生産可能)が完成予定です。
Let’s go green together.
ヘンプは伝説的…ヘンプ繊維の耐久性は比類がありません。化学繊維が誕生するまで、ヘンプは世界中でもっともよく使われていた繊維でした。ヘンプには、織物、プラスチック、複合材料、食物、繊維ボード、化粧品、塗料、燃焼時に無害な燃料、繊維ガラス、紙などといった25,000以上の活用用途があります。
ヘンプは耐久性繊維… ヘンプ繊維は綿よりも数倍強力です。そして、磨耗性、引裂性、防カビ性、防汚性、防縮率、日光堅牢度といった点でも非常に優れております。
ヘンプは再生可能…ヘンプは、生命力が強く、再生可能植物であり、栽培時においては綿花のように化学薬品を使う必要がほとんどありません。そのため、ヘンプの原産地では化学薬品を全く投入せずに栽培しております。さらに、地下水汚染や空気汚染をも防ぎ、ヘンプ栽培により柔らかい土壌を堅くする特性があるために、土壌浸食の発生を食い止めることができます。
ヘンプはスーパー繊維…ヘンプは、抗菌性、抗白カビ性、天然のUVカット性があります。生成りのヘンプ生地は腐食することはなく、日光に対しても色褪せすることはありません。ヘンプは、コットン、シルク、テンセル、竹繊維、スパンデックスなどの他素材とブレンドされることが多く、それぞれの特性を活かした魅力的な生地が出来上がります。また、冬の寒さから身を守り、夏の暑さから身を守る優れた断熱材ともいえます。
ヘンプはマリファナではありません…ヘンプとマリファナは同じカンナビス種ですが、実際はTHCを含んでおりません。ヘンプを吸った場合、多少頭痛を感じることはあるが、恍惚状態になることはありません。というのも、我々が使用しているヘンプのTHC含有量は0.3%以下だからです。これに対し、マリファナは5〜15%のTHCを含んでおります。
漢麻産業投資控股有限公司
投資企業:
Youngor Group(ヤンガーグループ)
Ningbo Yak technology Co, Ltd(寧波宜科科技)
Yunma Industry(雲麻実業)
技術供給:
Chinese Military technology research center (総后軍用漢麻資材研究センター)

※第1次投資金額は、2億元(≒30億円)
※さらに、今後5年間で20億元(≒300億円)以上の追加投資を目論んでいます。
ヘンプの栽培には、特別な土壌条件や気候条件をほとんど必要としません。やせた丘陵斜面でもヘンプは栽培できます。ヘンプは地面深くまで根をおろし、柔らかい土壌を固め、身体に有害な金属物質を吸収し、土壌条件の改良に役立っています。
環境を保護し、遊休地を活用し、更には農家の収入を増やすために、ヤンガーは中国政府の認可により、中国におけるヘンプ栽培の権限を授与されました。2007年末までに中国雲南省にて3,000ヘクタールのヘンプ畑を作り、2009年には10倍にする予定です。
栽培に必要な期間は、気候や栽培地域によって異なりますが、種まき後およそ100〜120日です。およそ1ヘクタールから1800〜4500kgのヘンプ靱皮繊維が産出されます。
*製品
ヤンガーは、紡織品ならびに服装品のプロフェッショナルとして、ヘンプ原料から最終製品に至るまで、お客様の多様なご要望に応じてヘンプ製品を提供すべく最大努力しています。みなさまのヘンプに対するご関心が大きな励ましになります。お気軽にお問い合わせください。
物性評価
評価項目 |
ヘンプ |
綿 |
| 繊維長(mm) | 20〜25 |
25〜31 |
| 太さ(tex) | 0.22〜0.38 |
0.12〜0.20 |
| 強力(N. tex-1) | >0.48 |
0.22 |
| 伸張(%) | 2.2〜3.2 |
6〜8 |
| 水分吸収度(mg/min) | 2.18 |
1.33 |
| 水分分散度(mg/min) | 4.4 |
2.37 |
機能性 |
綿 |
リネン |
ヘンプ |
|
| 水分吸収度 | 分定水分率 | 8% |
12% |
12% |
| 比率 | 1 |
1.5 |
1.5 |
|
| 通気性 | 比率 | 1 |
2.5 |
2.5 |
| 水分分散度 | 比率 | 1 |
- |
3 |
| UVカット制 | 紫外線遮断率 | 30% |
- |
95% |
| 比率 | 1 |
- |
3.17 |
|
| 耐熱性 | 炭化温度 | 450℃ |
- |
1000℃ |
| 比率 | 1 |
- |
2.2 |
|
| 抗菌性 | 抗菌性 | - |
80% |
99% |
機能メーカーとしてのヤンガー
漢麻産業投資控股有限公司は、2007年に中国雲南省にて設立されました。出資者は、ヤンガーグループ、寧波宜科科技(Ningbo Yak technology Co., Ltd)、雲麻実業(Yunma Industry)で、第1期投資金額は2,700万ドル(約27億8000円)になります。2008年末の全糸生産能力は年間2,000トンを予定しております。また、同社は、EIHA(ヨーロッパ産業用ヘンプ協会)に加盟しております。
糸(現時点で最高水準)
乾式紡績:60sヘンプ/コットン混合(ヘンプ55%以上)、21s 100%ヘンプ
湿式紡績:30s 100%ヘンプ糸
なぜヘンプ?
あらゆる面で環境に優しい天然繊維で、優れた機能性があり、人の身体に無害、品格の象徴といえるヘンプを選ばない理由はないのではないでしょうか?
なぜヤンガー?
ヤンガーは1979年に設立され、上場したのは1998年です。現在ヤンガーは、世界でも最大規模のアパレル企業グループです。2007年のヤンガーの主要紡織品企業、服装品企業の全体の業績は以下のとおりです。
純資産:27億ドル 従業員:5万人 総収入:32億ドル 純利益:2億8500万ドル 服装品総生産能力:8千万着
ヤンガーは、垂直的なサプライチェーンを運営し、農耕栽培から、原料加工、紡織、服装品に至る一貫した工程を、ヤンガー自社設備、自社工場にて生産しております。こうした垂直的統合は全サプライチェーンの複合的な相乗効果を引き起こし、各生産工程を通じて、各生産段階における最良の製品の産出を保証しております


